北京
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2023「滴滴オレンジフルーツ計画」授与式が北京で開催
中国の配車サービス大手「滴滴出行(ディディチューシン)」が立ち上げた「オレンジフルーツ計画」は、国内初のネット配車ドライバーの子どもを対象に教育・成長に力を入れるチャリティー事業で、このほど、2023年大学新入生奨学金リストを発表しました。応募した1万8600以上のドライバー世帯から、400人の子どもが選ばれました。
今年は同事業がスタートして6年目を迎えますが、今年の受験生も先輩に負けずよく頑張りました。計9512人が合格し、うち2607人が重点大学(北京大学9人、清華大学4人、浙江大学18人、復旦大学14人、上海交通大学9人)に受かりました。そして、836人が職業教育を選びました。
同事業に参加しているドライバーは、さまざまな種類のネット配車をカバーしています。うち快車(自家用車による運転サービス)が5383人、タクシーが2680人、代行運転が1349人、専用車が663人です。このほか、貨物輸送車、豪華車関連の従業員などの家族も積極的に申し込みました。「オレンジフルーツ計画」は、大学入試に参加するこれらドライバー世帯に対して、「試験前支援」「大学入試奨学金」「ホームキャンプ」など、継続的かつ多元的な支援を提供しています。今年8月、全国のドライバー家族の代表を招き、西双版納(シーサンパンナ)でサマーキャンプを開催しました。
2018年にスタートしてから現在まで、同事業は子どもの異なる成長段階に合わせて、教育と成長への援助を提供し続け、大学入試専用の「高考奨学金」など多くのプロジェクトを実施してきました。今年8月現在、5万近くの家庭がその恩恵を受け、1000人近くの子どもに奨学金が授与されています。(朱、野谷)