工業情報化部など五部門 2025年までのメタバース産業革新的発展行動計画を発表

2023-09-13 13:51:35  CRI

 工業情報化部、教育部など五部門はこのほど、「メタバース産業革新的発展3年行動計画(2023~2025年)」を共同で発表しました。それによりますと、2025年までにメタバースの技術・産業・応用・ガバナンスなどは画期的な進歩を遂げ、デジタル経済における重要な成長の柱になります。 

 行動計画によりますと、メタバースはデジタル経済と実体経済が融合したハイエンドの形態で、仮想世界と現実世界の相互促進を通じて次世代インターネットの発展をけん引し、製造業のハイエンド化・インテリジェント化・グリーン化アップグレードを加速させ、現代化産業システムの構築を支えます。行動計画は、メタバースに関するコア技術のブレークスルーを加速させ、シーン建設によってメタバース技術と製品の誕生と応用を促し、デジタルスペースと物理世界の生産能力を向上させることを求めています。 

 行動計画の目標は次の通りです。2025年までにメタバースの産業規模を拡大し、配置を合理化し、技術体系を整備し、産業技術基盤のサポート力をいっそう固めます。産業メタバースの典型的な応用を複数創出し、ベンチマークとなる生産ライン、工場、工業団地を複数形成します。成熟した産業メタバースを構築し、仮想世界と現実世界の相互促進による製造業の新たな成長モデルを創出します。業界の専門家によりますと、産業メタバースは中国の新型工業化に巨大な想像と発展の空間をもたらすと見込まれています。(Lin、柳川) 

   

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