第2回試験航海中の中国初の国産大型クルーズ船 12日に帰路に

2023-09-12 16:25:05  CRI

 2回目の試験航海を行ってきた中国初の国産大型クルーズ船は複数の試験を順調に完了し、計画通りに12日に帰路につきます。

 1回目の試験航海とは異なり、今回は船全体が完成に近づいており、内装の施工もほぼ完了したということです。

 同クルーズ船の客室は2125室で、最大5246人の乗客を収容できます。客室の種類は「内側」「バルコニー」「スイート」などがあり、環境に配慮した素材が使用されているので、乗客は安心して利用できます。各種客室のうち、窓のない「内側」は宿泊料金が最安価で、閉塞感を避けるために壁には絵画が飾られています。「バルコニー」の最大の特徴はバルコニーつきで視界が広く、ソファーもあって面積もより広いなどで、費用対効果の最もよい船室とされています。

 この2種の部屋は内部のデザインが異なりますが、バストイレは同じで、大人が洗面やシャワーを気楽にすることができます。全2125室のうち、「内側」と「バルコニー」が約8割を占めています。さらに、身体障碍者専用の客室も設けられています。

 クルーズ船には2階構造で800人を収容できる劇場も設置されており、映画や演劇などが披露されることになります。クルーズ船の中部には5カ所のそれぞれの特色があるレストランも設けられ、乗客は異なる国の異なる風味の美食を堪能できるとのことです。(鵬、鈴木)

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