【CRI時評】米国の「宣戦布告」にファーウェイの逆襲

2023-09-06 13:28:28  CRI

 「われわれは妥協しない。中国に最高の、最も強力な半導体を売ることは永遠にない」。先日まで中国の地で協力を語り、「切り離さない」ことを約束していたレモンド米商務長官が帰国後に本音を吐露した。しかし米国メディアが最も関心を寄せているのは、レモンド長官の発言ではなく、華為技術(ファーウェイ)がレモンド長官の訪中期間中に発売したスマートフォン新機種だ。「制裁は中国のコア技術取得を阻止できなかった」「制裁は中国を刺激して米国技術の代替品を作らせる」といった関連記事があふれている。

 ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、米国が中国を完全に切り離せば、半導体業界は世界市場シェアの18%と収入の37%を失い、高級技術者1万5000 ~4万人分の職場が減少すると予測した。この試算は、他人の道を閉ざそうとしても、結局は自分の道を閉ざすだけということを検証したものだ。

 米国は過去数年にわたり、中国に対して関税戦、科学技術戦、チップ戦、ルール戦と、ありとあらゆる無道な手段を集中して繰り出したが、中国が打ち崩されることはなかった。

 オーストラリア戦略政策研究所が今年発表した報告書によると、中国は44種の最重要・最新興技術のうち、37種もの技術で世界をリードしている。

 ここ数日は、ファーウェイのスマホ新機種に関するコメントがソーシャルメディアに盛んに書き込まれている。ネットユーザーは次々に「はるかにリード」などと書き込むことで、ファーウェイが米国による致命的な「攻撃」に逆襲したことに拍手を送り、中国企業が米国による「首絞め」の苦境を乗り越えるためにエールを送っている。米国が中国に対してどのような技術封鎖をしようとも、困難や危険を恐れずに団結して地道に努力し続ける中国人は、ネットユーザーの期待どおり、夢を現実に変えていく。(CRI論説員)

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