空中と水上の両方で作業できる新型スマートロボットがスマート博に登場

2023-09-06 15:38:47  CRI

空中で電線を点検する新型スマートロボット

 重慶市内で開催中の2023中国国際スマート産業博覧会では、スマート化されたロボット製品の新たな利用が集中的に紹介されています。

 会場では、空中導線検査ロボットが多くの来場者から注目を集めました。同ロボットは高速測位、レーザースキャニングなどの技術が組み込まれており、空中の導線上を高速で移動することで、従来の人手による作業を代替することができます。出展社の王迪さんは「人が高高度で作業する危険を避けられる。また、人による作業よりもずっと速いので、作業効率が向上する」と紹介しました。

 このスマート検査ロボットは地下の配管網の検査や修復においても活躍できるとされています。このロボットは「浮遊ロボット」とも呼ばれ、暗渠や砂の沼沢、沈泥の多い場所などの厳しい環境でも作業でき、都市部の排水管、暗渠、露溝などの環境にも適しています。(hj、鈴木)

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