2023年スマート・チャイナ・エキスポが重慶で開幕 コネクテッドカーが注目の的

　2023年スマート・チャイナ・エキスポが4日、重慶国際博覧センターで開幕しました。「インテリジェント・コネクテッド新エネルギー車」とデジタル中国などの年間トピックに焦点を当て、インテリジェント・コネクテッド新エネ車、インテリジェント機器および製造、次世代情報技術、スマートシティーという四つの専門分野を巡り、会議、展示会、コンテスト、発表会、視察会などの一連の活動が行われます。新エネルギー車とは、中国における電気自動車（EV）、プラグインハイブリッド車（PHV）、燃料電池車（FCV）の総称です。 

　今回の博覧会では、自動車メーカーの長安、通信機器大手の華為（ファーウェイ）、宇宙開発の中国航天科工など80社余りのリーディングカンパニーと産業チェーンの川上・川下の中核企業400社余りが、約3000件のイノベーション成果を集中的に披露しています。インテリジェント・コネクテッド新エネ車部門では、出展者らが、駆動用バッテリー、インテリジェントシャシー、インテリジェントコックピット、チップソフトなどのコア製品を全面的に展示するとともに、インテリジェント運転体験、インテリジェント人車インタラクティブ体験などの応用シーンを構築しています。来場者は未来の移動におけるより多くの可能性を間近で体験できるようになっています。 

　インテリジェント・コネクテッド新エネルギー車のほかにも、スマートシティー、スマート交通、スマート教育、スマート医療、スマート工場などの分野のソフトウエアとソリューションも全面的に展示されています。 

　同博覧会は3日間の日程で開催され、国内外の権威ある専門家や学者、業界の著名人らが開会式やサミット、19の専門フォーラムに出席します。参加者は、車・エネルギー・道路・クラウドの協調発展やスマートシティーの創業・発展などの最先端の話題を巡って交流・協議し、未来のトレンドを見極め、多元化した解決のアイデアを提供します。（ZHL、柳川）