北京
PM2.577
23/19
外交部の4日の定例記者会見で、ある記者から、習近平国家主席がこのほど、米ワシントン州の「米中青少年学生交流協会」とさまざまな分野の友好関係者、そして、米スティルウェル大将の孫に相次いで返信し、中米両国と国際社会で幅広く肯定的な反響を呼んでいることに関する状況の紹介を求められました。
外交部の毛寧報道官はこれについて、この2通の返信は習近平国家主席が中米両国間の民間交流と両国の国民同士の交流促進を非常に重視していることを十分に示していると述べました。
毛寧報道官は、「中米の国交樹立から40年余りが経過した。中米間には既に284組の友好省州と友好都市がある。これは双方の多くの実務的な協力プロジェクトを促進し、両国の国民に確実な利益をもたらしている。新型コロナ感染症の後、両国の民間およびさまざまな分野の交流が再び活発化してきている」と指摘しました。
毛寧報道官はさらに、「中国は一貫して習近平国家主席が唱えた相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの3原則を根本的なルールとして対米関係に対処し、米国と大国同士の正しい付き合い方を確立することに力を入れ、一貫して中米の民間交流を支持し、奨励している。米国側も民意に従い、中国と向かい合って歩み寄りを見せ、両国首脳がバリ島会談で合意した共通認識を実際の行動で示し、両国のさまざまな分野の交流と協力を支持し、中米関係が改めて健全で安定した発展のレールに戻るよう推進することを望んでいる」と強調しました。(任春生、坂下)