北京
PM2.577
23/19
アフリカの島嶼国コモロのアザリ・アスマニ大統領はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じました。
アザリ大統領は先日開かれたBRICSサミットや中国・アフリカ指導者対話会に参加しています。BRICSメンバー国の増加について、アザリ大統領は「BRICSメンバー国の増加は、私たちに強力なメカニズムを与えてくれた。非常に喜ばしいことだ。将来世界が直面するより多くの課題に対応するため、私たちは共同と協力の時代に足を踏み入れるべきだ」と述べました。
また、アザリ大統領は今年のBRICS首脳会談の議題の一つである「脱ドル化」について、「BRICSによる新開発銀行設立はとても良いことだ。現在のところ、私たちは金融システムの面では西側に縛られていない。しかし、依然として西側通貨の支配を受けている。私はいずれこの問題の解決策が見つかると信じている」と語りました。
今年は習近平国家主席が中国とアフリカの協力理念を打ち出してから10周年に当たります。中国の対アフリカ政策の基本原則である『真・実・親・誠(真実・実務・親密・誠実)』について、アザリ大統領は「習主席は多国間主義のビジョンを持つ偉大な指導者だ。習主席には、協力パートナーの拡大やパートナーシップに基づく協力の展開への意欲が伺える。そこにはウィンウィンの理念がある。このような協力はアフリカ諸国と中国のつながりをより緊密にするものだ」と述べました。(藍、MN)