北京
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在アメリカ中国大使館の謝鋒大使は29日、フォーブス第5回米中商業フォーラムで基調講演をおこない、中米経済貿易協力の互恵・ウィンウィンの道を広げることを強調しました。
謝大使は、「中米間の『デカップリング』は最大のリスクであり、両国の対抗は最大の危険要素である。『脱中国化』はチャンスや協力、安定、発展を逃すことだ」と述べました。現在、中国経済の衰退を見込んでいる声について、謝大使は、「中国経済の名声を損なわせても自国の経済情勢がよくなることはない。中国が持続的に発展してこそ、世界はより繁栄することができる」と指摘しました。
謝大使はまた、「中米は世界トップ2の経済大国、国連安全保障理事会常任理事国として、陣営対抗を図ることが平和と安全をもたらすことができないほか、『デカップリング』は自業自得になるだけで、中米の衝突と対抗に勝者はない。世界も耐えられない。両国が協力して世界的な挑戦に対応し、世界により多くの平和的なボーナス、発展のボーナスを提供することが唯一の正しい選択肢だ」と強調しました。
謝大使はさらに、「工商界は中米関係の重要な『利益関係者』であり、引き続き中米友好協力の絆として、両国の交流と協力を深め、中米関係を安定的に発展させるために全力を尽くしてほしい」述べました。(任春生、野谷)