日本が放射能汚染水の海洋放出を強行 南ア観光関係者「無責任な行為をやめるべき」

2023-08-29 15:19:04  CRI

 日本政府と東京電力が福島原発にたまる放射能汚染水の海洋放出を一方的に開始したことに対し、南アフリカ西ケープ州観光局長を務めたことがあるケビン氏は反対を表明し、「日本は子孫や後の世代の利益のために、このような無責任な行為をやめ、放射能汚染水問題を解決する持続可能な方法を選択すべきだ」との考えを示しました。

  

 ケビン氏は「放射能汚染水を海へ放出すると、放射性物質が魚に取り込まれる可能性がある。放射能汚染物質は非常に小さな粒子であり、それによって生態系に入ることが分かっている。私たちはそれを体内に摂取することになり、私たちの子どもや孫も同様だ。それによってどのような影響が及ぶか分からない」と述べました。   

 ケビン氏は「グローバルな世界にいる私たちは、汚染物質の処理に当たり、環境に壊滅的な破壊をもたらすのではなく持続可能な解決策を考える必要がある」と述べました。(Mou、柳川) 

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