中国、エビ、ハタ、ウナギなど海産物の陸上養殖を模索

2023-08-29 13:29:22  CRI

武漢のある養殖基地で室内養殖されたハタ

 近年、中国の一部の内陸都市は海産物の養殖を模索しており、この陸上養殖方式は海産物の輸送コストを大幅に削減し、輸送時間を短縮し、養殖リスクを一層コントロールできるようになりました。

 中国中部にある湖北省武漢市の東西湖区にある水産養殖基地では、毎日約250キロのバナメイエビが出荷されています。同基地は今年操業を開始したばかりで、300以上のエビ飼育プールがあり、年間生産量は500トンに達するとのことです。稚エビは主に海南省や広東省などの沿海地域から購入され、塩水は山東省から供給され、一定の割合で淡水化処理をおこない、水温と環境を調整し、付近の発電所から提供される「余熱」を利用して四季折々の生産を実現できています。

 内蒙古自治区オルドスに位置するある水産養殖基地は、土壌にたまった塩が多く、耕作できません。塩類・アルカリ土壌を宝に変えるため、技術者は現地の状況に基づきハウスを作り、稚エビの水を調節し、高塩分・酷寒による養殖への悪影響を乗り越え、バナメイエビ6000万尾の養殖に成功しました。現在、最初に養殖したエビはすでに売れており、市場の反響はかなりよかったです。

 この他、一部の基地ではハタやウナギの養殖を模索しており、製品は広東省や福建省などの沿岸部に販売されています。陸上養殖の海産物の品質は安定していて安全で、品質、価格ともに消費者を満足させています。種類はまだ豊富ではありませんが、養殖リスクがコントロール可能で、将来性が見込まれています。(ヒガシ、野谷)

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