北京
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中国インターネット情報センターは28日、第52回「中国インターネット発展状況統計報告」を発表しました。それによると、2023年6月現在、中国のネットユーザー規模は10億7900万人に達し、2022年12月より1109万人増加して、インターネット普及率は76.4%に達しました。
ネットワークの基礎資源の面では、2023年6月現在、ドメイン名数は3024万個、IPv 6のアクティブユーザー数は7億6700万人、モバイル基地局の総数は1129万基(そのうち、開通済みの5G基地局はモバイル基地局全体の26%を占める293万7000基)でした。モバイルインターネットアプリケーションが活況を呈し、国内市場で測定されているアクティブアプリの数は260万に達し、ネットユーザーの日常的な学習、仕事、生活をよりいっそうカバーしています。
同報告書によりますと、上半期は中国の市場需要が徐々に回復してきたことを背景に、デジタル経済が安定成長の主なエンジンとなったことが経済の好調な回復を後押ししたということです。ネット通販は引き続き消費拡大に積極的な役割を果たしています。上半期の全国のネット小売額は前年同期比13.1%増の7兆1600億元(約144億円)に達し、そのうち、農村部のネット小売額は同じく12.5%増の1兆1200億元(約23億円)に達しました。
また、業態の成長で見ると、中国の越境電子商取引は引き続き急速に成長しています。上半期の越境ECの輸出入額は前年同期比16%増の1兆1000億元(約22億円)に達し、越境ECは対外貿易の新たな成長を生み出していく重要な力になっています。(閣、坂下)