北京
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日本政府の福島放射能汚染水の海洋放出を強行したやり方は国際社会から強い非難を浴びています。米国ウッズホール海洋研究所の海洋化学者ケン・ベッセラー氏は現地時間25日に米公共ラジオ(NPR)のインタビューに応じた際、日本側が提供したデータは不透明かつ全面的でなく、放射能汚染水海洋放出の安全性を証明することはできないと指摘しました。
ケン・ベッセラー氏は「正常に運転されている原子力発電所の排水とは異なり、日本が排出した水は溶けた炉心と直接に接触しているため、強い放射能をもっている」としたうえで、「日本政府が原発汚染水の問題を解決すると表明したのはほんの数年前で、彼らはタンクから一部の放射性元素を除去しようとしたが、この作業は完全には成功しておらず、また完全にオープンでもなく、全部の貯蔵タンクのデータを公表したわけでもなかった。日本政府が分析したのは、これまでの1000基のタンクのうちの約40%に過ぎず、また注意が必要なすべての放射性同位元素を分析したわけでもない。要するに、日本政府の一方的なデータでしかない」と述べました。(シンエン、坂下)