【CRI時評】中国とアフリカは現代化実現の同行者だ

2023-08-26 12:17:35  CRI

 ケニア北東部のガリッサ郡では最近、電気が十分に供給され、レストランの営業時間が延長され、農業もポンプによる灌漑が行われるようになったことから、住民の収入が増えている。中国企業が建設を請け負ったガリッサ太陽光発電所は現地の電力不足問題を効果的に解決し、ケニアの発展にグリーンな原動力を注入した。

 今年は中国が「真・実・親・誠」の対アフリカ政策の理念を打ち出してから10周年にあたる。この10年間、中国はアフリカで6000キロ以上の鉄道、6000キロ以上の道路、80余りの大型電力施設の建設に参加してきた……一つ一つのプロジェクトが実施され、中国の習近平国家主席が24日に中国・アフリカ首脳対話の基調演説で述べた、中国は「現代化に向けた道を歩むアフリカの同行者になりたい」という言葉を実証している。

 中国は世界最大の発展途上国であり、アフリカは発展途上国が最も集中する大陸だ。双方は伝統的な友情が深く、政治的相互信頼が強固で、経済貿易協力が緊密であり、協力・ウィンウィンが完全に可能で、現代化実現の道における良き友人、良きパートナーとなる。

 現在、中国は中国式現代化を全面的に推進しており、アフリカ諸国が発展の「急行列車」に乗ることを歓迎している。中国は14年連続でアフリカ最大の貿易相手国となっている。現在、中国式現代化の経験はますます多くのアフリカ人に注目され、研究されている。オスマン駐中国アフリカ連合(AU)代表は、「中国式現代化にアフリカは啓発を受けており、相互学習・相互参照の中で互いの発展経験を絶えず共有していきたい」と述べた。

 中国とアフリカの関係はなぜ良好なのか。中国とアフリカの友情はなぜ深いのか。それは、双方が「同行者」であることにある。南アフリカのイチコウィッツファミリー財団が昨年発表した調査結果によると、アフリカの若者は、中国がアフリカに最も良い影響を与える国だと考えている。ナイジェリア人学者のオラレカン・オクスディン・ババトゥエンデ氏は、「中国はアフリカが現代化発展の道を模索する上での良きパートナーだ」と述べた。

 アフリカの諺に「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければみんなで進め」という言葉がある。現代化の実現という道において、中国はアフリカとともに、ハイレベルの中国・アフリカ運命共同体を共に建設し、双方の人々のためにより美しい未来をつくっていきたいと願っている。中国とアフリカの関係が安定的に推移し、中国とアフリカの協力がうまく進めば、世界の発展はより多くの新たな原動力を持ち、世界はより多くの安定性を持つようになる。(CRI論説員)

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