北京
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【国産編】
永安鎮故事集(永安鎮の故事集)
公開日:2023年9月8日
監督:魏書鈞(ウェイ・シュージュン)
主演:楊子姍(ヤン・ズーシャン)黄米依(ホァン・ミーイー)劉洋(リウ・ヤン)康春雷(カン・チュンレイ)梁鳴(リャン・ミン)
2021年にカンヌ国際映画祭の監督週間でワールドプレミア上映され、同年第22回東京フィルメックスのコンペティション部門に出品された中国映画『永安鎮故事集(永安鎮の故事集)』が、ついに2年ぶりに中国本土で一般公開決定へ!本作は、ある映画製作チームがロケハンのために湖南省の田舎町・永安鎮を訪れ、現地で波紋引き起こす物語を「独自等待(一人きりの待ち時間)」「看上去很美(美しそうなひと時)」「冥王星時刻」の3部構成で描いています。監督は、カンヌ国際映画祭の代わりに実施されたイベント「CANNNES2020」に登場した話題の中国映画『野馬分鬃(Striding into the Wind)』で知られる新鋭の魏書鈞(ウェイ・シュージュン)。ウェイ監督は、14歳の時に俳優デビューし、2016年に初監督作品『浮世千(Duck Neck)』を釜山国際映画祭「アジア映画の窓」監督部門に出品。2018年に、短編映画『延辺少年(On the Border)』が第71回カンヌ国際映画祭短編部門の特別話題賞を受賞したほか、最新作『河辺的錯誤(Only the River Flows)』が今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、国際的に大きな注目を集めています。『永安鎮故事集(永安鎮の故事集)』には、ドラマ『摩天楼のモンタージュ Horizon Tower~摩天大樓』などの楊子姍(ヤン・ズーシャン)らが主演を務めています。
【国産編】
第8個嫌疑人(Dust To Dust)
公開日:2023年9月9日
監督:李子俊(ジョナサン・リ)
主演:大鵬(ダーポン)林家棟(ラム・カートン)張頌文(ジャン・ソンウェン)斉溪(チー・シー)
今年6月に開催された第25回上海国際映画祭に出品されたクライムサスペンス『第8個嫌疑人(Dust To Dust)』が9月9日に中国本土一般公開スタート!本作は、1995年に中国で一大センセーションを巻き起こした実在の事件「1500万元(約3億円)に及ぶ巨額の銀行強盗事件」をもとに製作されたもので、『狂獣(The Brink)』(2017)などで知られる香港出身の李子俊(ジョナサン・リ)監督がメガホンを取っています。新中国成立後で最悪の銀行強盗事件と呼ばれるこの事件を巡り、知られざる犯人と警察の駆け引きが描かれています。好評上映中の王一博(ワン・イーボー)主演作『熱烈(One and Only)』で監督を務めた大鵬(ダーポン)は、本作で主演に抜擢され、共演は香港の名優・林家棟(ラム・カートン)、今年の大ヒットドラマ『狂飆』でトップ俳優への仲間入りを果たした張頌文(ジャン・ソンウェン)、中国人の日本生活を題材にした話題作『如果有一天我将会離開你(Before Next Spring)』(2022)などの斉溪(チー・シー)。
(ミン・イヒョウ、梅田謙)