北京
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上海市内の洋山国境検査所によると、今年1~7月に同所が取り扱った入出国(港)船舶の累計数は、前年同期比3.4%増の延べ5500隻余りで、2019年以降で最多でした。うち中国国内の港湾間を航行して洋山港に立ち寄った船舶は前年同期比7.2%増の延べ3500隻余りで、全体の62.8%を占めました。
海運関連のデータによれば、今年上半期に世界では計147隻の新造コンテナ船が引き渡され、新たに追加された輸送力は前年同期比1.29倍増の97万5000TEU分に達しました。うち中国造船所は全体の約60%を占める88隻を手掛け、2万4000TEU級のコンテナ巨大船11隻を引き渡すなどで、世界市場のシェア84.6%を占めました。また、大手海運企業がアジア・欧州路線で展開する輸送力は前年同期比3.4%増46万1756TEU分に達しました。新たな船の大量の引き渡しとアジア・欧州航路の新たな輸送力の追加により、洋山港で出入国する船舶数は着実に増えています。(怡康、鈴木)