北京
PM2.577
23/19
北京市内で16日、世界ロボット大会2023(WRC)が開幕しました。大会に付随する重要な催しである世界ロボットコンテスト2023は17日に正式スタートしました。
今回の世界ロボットコンテストでは、BCI(脳制御)ロボットコンテスト、Tri-Co(共融・協力・認知)ロボットチャレンジ、ロボット応用コンテスト、青少年ロボットデザインコンテストの4部門が設けられました。
大会専門家委員会メンバーの高小榕氏は、「科学研究関連の競技は2つある。1つはブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)競技で、もう1つはTri-Co(共存・協力・認知)ロボットチャレンジだ。BCIとは脳と機械を直接つなげる技術で、イメージ的な言い方をすれば『思念するだけでロボットを操る』ということだ。Tri-Coロボットチャレンジでは、ロボットと人間が協働で作業する方法を探る。従来型の産業用ロボットではロボットと人は接触しないが、われわれのこのコンテストは、例えばサービス用ロボットのように、人と接触するロボットを対象にする」と説明しました。
コンテストには、清華大学、東南大学、上海大学など90以上の大学の300チーム近くが参加します。一部の競技種目の入賞チームには、関連科学研究プロジェクトの支援を受ける機会が与えられます。(怡康、鈴木)