北京
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陪诊师(peí zhěn shī)通院付き添い師
【意味】
「陪诊员(peí zhěn yuán)」ともいい、外来患者の番号取りから、診察待ちの付き添い、医師とのコミュニケーション、料金の支払い、薬の受け取り、さらに地元以外の都市での受診など、通院に関わるほぼすべてのことをサポートしてくれる新しい職業です。
子どもが近くにいない高齢者や一人暮らしの若者が増え続ける中、一人ではなかなか病院に行けないことが増えてきました。これを背景に、通院に付き添う人を雇うことが多くなり、「通院付き添い師」という新しい職業が都市では静かなブームになっています。
中国の病院では、一部侵襲的な検査を受ける場合、家族の付き添いが必要となります。都会で一人暮らしの若者にとって、わざわざ実家から家族の人に来てもらうことができないこともあります。また、年齢を問わず、病気になる時、寂しく感じることもあります。この場合の「陪诊师」は「臨時家族」のような存在になります。
大都市の場合、「陪诊师」は基本的に1日あたり600-800元(約1万2000円~1万6000円)が相場で、月収2万元(約40万円)を超えることがあります。現在のところ、業界や国家レベルの資格はまだありませんが、一部地域と派遣プラットフォームでは、関連技能の養成や資格証明書の発給をしています。
【使い方】
“陪诊师”悄然兴起 让“孤独就诊”者不再孤独
(通院付添人の出現で 一人で通院する人が寂しくなくなる)
https://www.cenews.com.cn/news.html?aid=1072507
看病要花钱请“家属”,陪诊师为什么火了?
(通院に「家族」を雇う 通院付添人が人気のわけは?)
https://www.chinanews.com/sh/2023/02-15/9954248.shtml
大城市“陪诊师”:年轻客户超6成
(都会の通院付添人 若いクライアント6割超)
http://news.hnr.cn/shxw/article/1/1573962467729723394