中国国産ジェット機「ARJ21」 高標高地区でのデモ飛行を完了

2023-08-14 11:43:39  CRI

 中国国産小型ジェット機「ARJ21」

 中国国産の地域路線用小型ジェット機「ARJ21」はこのほど、1カ月にわたる高標高の高原地区でのデモ飛行を終え、飛行機の各性能や高原地区にある空港への適応性などが検証されました。 

 今回のデモ飛行は、中国南西部の雲南省で実施されました。 ARJ21は、7月5日から文山硯山空港と瀾滄景邁空港を基地とし、2段階に分けて省内全15の運輸空港、52の航路、124のデモ飛行コースを飛行し、飛行時間は157.55時間に達しました。 

 中国南西部の国境地帯にある雲南省は、豊かな観光資源に恵まれ、空港密度が高く、地域航空の発展に大きな潜在力があります。しかし、多くの地域に標高が高く、気候の変化が激しく、民用空港周辺に霧・風・山が多く、滑走路が短いなどの特徴があり、旅客機の運航は厳しい試練にさらされています。今回のARJ21による「環雲南飛行」は、雲南省の空港・環境・気候条件への適応につながるとみられています。 

 ARJ21は中国が自主開発した地域路線用の小型ジェット機で、座席数は78~97席です。中国商用飛行機有限責任公司(COMAC)はこれまでに、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、インドネシアのトランスヌサ航空にARJ21を計100機余り引き渡し、国内外合わせて370余りの路線が開設され、就航都市は130以上に上り、延べ760万人を超える旅客を輸送しています。(Lin、柳川) 

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