王毅外交部長 マレーシアのザンブリー外相と会談

2023-08-12 16:00:26  CRI

 王毅外交部長・中国共産党中央政治局委員はペナンで現地時間11日、マレーシアのザンブリー外相と会談しました。

 王毅外交部長は、「マレーシアは中国にとって友好的な隣国で、周辺国の中でも優先的な外交先である。今年は両国の全面的な戦略パートナー関係の構築10周年で、来年は両国国交樹立50周年を迎える。中国はマレーシアと共に、両国首脳が達成したコンセンサスを指針に成功した経験をまとめた上で、互恵協力を深め、中国・マレーシア運命共同体建設を推進していくことを望む」と述べました。

 さらに、「『一帯一路』の2つの大きいプロジェクトとして、東部海岸鉄道、欽州産業パーク、クアンタン産業パークの進捗状況は良好である。両国の自動車製造、デジタル経済、新エネルギー分野の協力も良好である。農業技術、食料安全の分野の協力を深め、より多くのマレーシアの農産物を輸入したい」と期待を寄せました。

 一方で、ザンブリー外相は、「両国の実務協力は大きな進展を遂げている。引き続き『一帯一路』を支持し、参入していく。全力を挙げて重点プロジェクトを推し進めていく。各分野各レベルの連携を強化し、互恵・ウィンウィンの成果を拡大したい。習近平主席が提起した一連のグローバルイニシアチブをサポートし、異なる文明の調和のとれた共存を主張し、中国と人的交流と文化の学びあいを強めることを期待する」と示しました。(殷、謙)

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