黄茅海大橋初の鋼箱桁の設置完了 広東・香港・マカオグレーターベイエリアでの工事に進展

2023-08-11 13:01:59  CRI

 広東・香港・マカオグレーターベイエリアの重点プロジェクトである黄茅海越海ルートの黄茅海大橋の西塔部分で、初の鋼箱桁の設置が11日に完了ました。このことは黄茅海越海ルートの建設が重要な段階に至ったことを意味します。

 黄茅海越海ルートは香港・珠海・マカオ大橋の西への延長プロジェクトで、香港・珠海・マカオ大橋や深セン・中山ルート、南沙大橋、虎門大橋などと共に広東・香港・マカオグレーターベイエリアの海上・河川横断ルート群を構成します。黄茅海越海ルートは2020年に着工され、2024年末に開通する予定です。

 黄茅海越海ルートは黄茅海大橋と高欄港大橋という2つの超大型斜張橋、2つのトンネル、4カ所のインターチェンジからなる全長31キロのルートで、西の広東省江門台山市と東の広東省珠海の高欄港を結びます。中でも重要なプロジェクトである黄茅海大橋は3塔2スパンの橋で、スパン一つの長さは720メートルで、橋の全長は2200メートルです。黄茅海大橋は完成後、世界最長スパンを持つ3塔式の斜張橋になります。

 黄茅海越海ルートの開通により、珠海から江門および広東省西部地区までの車による到達時間が約30分短縮され、広東省西部の都市と広東・香港・マカオグレーターベイエリアの都市のつながりがさらに緊密になる見込みです。(ZHL、鈴木)

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