北京
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米国のブルームバーグニュースは6日、多くの投資家が米国の経済は2024年末までに後退局面に入ると予想しているとする、最新の調査結果を発表しました。
ブルームバーグの調査部門である「マーケッツ・ライブ(MLIV)パルス」は7月31日から8月4日にかけて行った調査で、投資家410人からの回答を得ました。うち約3分の2は米国経済が2024年年末までに後退局面に入ると予想しており、回答者の約20%は今年末までに、米国経済が後退局面に入るとの認識を示しました。
現在の指標は米国経済が弾力性に富んでいることを示していますが、投資家らは、連邦準備制度理事会(FRB)が過去1年以上にわたって利上げを続けてきた累積効果が、より潰滅的な影響をもたらすと予想しています。
ブルームバーグによれば、この調査結果はフィデラル・ファンド(FF)金利先物の価格に反映されたトレーダーの予想と一致しています。トレーダーは、FRBは来年、経済の疲弊に対応するために1ポイント以上の幅で多数回にわたって金利を下げると見込んでいます。(藍、鈴木)