前IOCメディアオペレーション部門長、中国の競技運営能力に感服

2023-08-07 14:57:31  CRI

 第31回夏季FISUワールドユニバーシティゲームズが中国西南部の四川省の成都市で開かれている中、国際オリンピック委員会(IOC)メディアオペレーション部門長を担当していたアンソニー・エドガー(Anthony Edgar)氏は中国メディアの取材に対し、中国の国際スポーツ大会を開催する能力に感服していると語りました。

 アンソニー氏が初めて北京を訪れたのは2003年で、この20年間に40回以上も中国を訪れています。彼は今回中国メディアの取材に応じた際、2008年の北京オリンピック開催準備中の中国を振り返りながら、当時の北京はオリンピックを成功させるために多大な努力を払っていたと述べました。また、「2022年の北京冬季オリンピックでは、北京は非常に成熟しており、世界を驚かす大会を開催した」と強調しました。そして、今回の成都でも、その運営レベルと大会への情熱を感じるとともに、世界レベルの競技場、青々とした緑、美しい街並みを賞賛しました。

 さらに、「中国政府は大気汚染対策に大きな力を注ぎ、エネルギー消費量が多く、エネルギー効率の低い多くの企業を閉鎖・操業停止した」と指摘した上で、「これは、単にスポーツ大会のためでだけではなく、まさしく一般の人々のためだ」と、アンソニー氏にとって大気の質の向上がもう一つの印象的な変化だと語りました。(朱、坂下)

ラジオ番組
KANKAN特集