北京
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中国物流購買連合会は28日、今年上半期(1‐6月)の物流データを発表しました。社会経済が全面的に回復して常態化するのに伴い、物流需要は全体的に安定して好転する発展状態を示し、物流需要を高度化する力が働いていることが明らかになりました。
今年上半期通期の全国の社会物流総額は前年同期比4.8%増の160兆6000億元(約3120兆円)で、1‐5月期を0.3ポイント上回りました。物流需要の累計成長率は全体的に回復傾向を示しました。
物流の需要構造を見ると、工業品物流、農産物物流の成長は全体的に安定しており、社会物流全体の回復を力強く支えています。
具体的に見ると、今年上半期には工業生産が回復しつづけ、工業品物流総額は前年同期比3.8%増で、1‐5月期を0.2ポイント上回りました。工業品物流全体の回復基調は比較的堅調です。構造から見ると、イノベーション発展の原動力が重要な成長の原動力になり、新たなエネルギーが絶えず蓄積されています。上半期には設備製造業の物流総額が前年同期比6.5%増で、航空製造やスマートデバイス、新エネルギー、半導体専用設備などの分野では物流総額の伸び率はいずれも20%を超え、ハイテク製造の物流需要の増加をけん引するエンジンとしての役割が引き続き顕在化しました。
民生消費分野を見ると、上半期の社会類物流総額は前年同期比10%増加しました。特に第2四半期(4‐6月)に入ってから、各種の消費が回復を続けており、関連物流の需要は比較的速い伸びを示しています。(芸、鈴木)