韓国市民団体代表が訪日、11万人超の核汚染水海洋放出反対の署名を提出

2023-07-28 13:00:35  CRI

 

 日本政府と東京電力による、各方面の反対を押し切って一方的に福島の核汚染水の海洋放出を強行する方針が、日本内外の人々の強い反対を引き起こしています。26日には韓国の市民団体の代表7人が東京に到着し、翌27日には日本原子力規制委員会に韓国の釜山市内で集めた海洋放出に反対する11万人余りの署名を提出しました。

 韓国の核汚染水海洋放出に反対する市民団体の代表の一人である鄭運竜(チョン・ウンヨン)氏は、「現在のところ、万全な(核汚染水)処理方法はない。唯一可能な最も適切な方法は陸上で核汚染水を保存することだ。放射性物質には半減期があるので、一定期間貯蔵してから改めて考えるべきだ」と述べました。

 また、同じく代表の一人である李元奎(イ・ウォンギュ)氏は、「釜山は日本から最も近い港町の一つだ。核汚染水が排出されれば、釜山が最も影響を受けやすいので、釜山の人々は非常に不安になっている。私たちは釜山の人々の懸念と怒りを伝えるために、このような署名活動を実施した。核汚染水の海洋放出は海洋に損害を与えるものだ。私たちが今直面している問題だけでなく、次の世代にも影響を与えるので、核汚染水の海洋放出に反対する」と述べました。(閣、鈴木) 

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