双子の兄弟 幼稚園から大学までずっと同じクラス

2023-07-25 12:52:42  CRI

 中国南東部に位置する浙江省温州市楽清市出身の双子の兄弟、徐子一さんと徐子凡さんはこのほど、同時に陝西省の西安交通大学に受かったうえ、同じ学部の同じクラスとなりました。

 

徐子凡さん(左)と徐子一さん(右)

 実は、2人は幼稚園から大学までずっと同じクラスです。高校時代、徐子一さんが選択した科目の組み合わせは「物理、地理、技術」で、徐子凡さんの方は「物理、生物、技術」でした。今年受けた全国統一大学入学試験の成績は、兄の徐子一さんが671点、弟の徐子凡さんは兄より2点高い673点を取りました。

 志望大学を申し込む際、それぞれ第5志望、第14志望で西安交通大学工学科試験班(スマート電気と情報の分野)にしたにもかかわらず、2人は同校で同じクラスとなったのです。

 母親によると、一家は北京で30年以上暮らし、自営業をしてきました。兄弟は2004年に北京で生まれ、小学校卒業までは北京に住んでいたが、中学時代に温州に戻りました。

 兄弟はずっと一緒に暮らしていて、性格が温和です。精神的に穏やかで、試験の時に緊張したことはありません。成績はいつも追いつ追われつで、時には兄が少しよく、時には弟が兄を追い越す状態でした。

 兄の徐子一さんは「幼稚園から今の大学志望校合格まで、私たちはいつも同じクラス。中学と高校は学校の寮でも家でも同じ部屋で、何をするのも一緒だった」と話していました。2人は趣味も同じバドミントンで、母校の楽清中学のバドミントンチームに入っていました。(朱、野谷)

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