世界一の富豪マスク氏、「少し親中派」自称

2023-07-17 12:54:35  CRI

 米電気自動車(EV)大手テスラの最高経営責任者(CEO)、イーロン・マスク氏は14日、ツイッターの音声コミュニケーション機能「スペース」で、人工知能(AI)や中国の話題に触れ、「中国はAIの監督管理に関する国際協力に前向きで、AI規制に関する国際協力の枠組みを構築する意向がある」と述べました。また自らを「少し親中派だ」とし、「中国の人々は本当に素晴らしい」とも語りました。


マスク氏のツイート

  「私は少し親中派だ」というマスク氏は、「(わざとらしく)聞こえるかもしれないが、そうだよね、確かに中国で多くの利益を得ているから。しかし、正直なところ、中国は過小評価されていると思う。中国の人々は本当に素晴らしい。そこにはポジティブなエネルギーがあふれていると思う」と語りました。

 マスク氏は同日、AIスタートアップ企業「xAI」の設立を正式に発表し、「宇宙の真の姿」への理解を目標に掲げ、OpenAIなどAI先進企業との競争に名乗りを上げたことを紹介しました。

 マスク氏率いる「xAI」チームは14日、ツイッターのスペースで記者会見を開き、オンラインで質問に応じました。同チームは、DeepMind、OpenAI、グーグル、マイクロソフト、テスラなどの最先端企業やトロント大学などの学術機関にそれぞれ在籍していたメンバーで構成されています。メンバーは、DeepMindのAlphaCodeやOpenAIのGPT-3.5、GPT-4などの有名プロジェクトに携わった実力者ばかりです。(ミン・イヒョウ、柳川) 

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