北京
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剩菜盲盒(shèng cài máng hé)売れ残り食品の福袋・ブラインドボックス
【意味】
「剩菜」は食べ残った料理、売れ残った食品、「盲盒」は福袋・ブラインドボックス。「剩菜盲盒」とは、飲食業者が賞味期限や消費期限が間近になった食料品を「福袋」の形で割引販売することを指します。そもそもは海外で流行したもので、パンなど保管や持ち運びに便利な食品が中心でした。中国では、2023年5月、四川省の成都で初めて「売れ残り食品の福袋」が登場しました。
中国の今どきの若者たちの間では夜8時になると、売れ残り食品が入った福袋を買うというのがナイトライフの定番となっています。通常価格30元(約600円弱)ほどのパンや100元(約2000円弱)ほどの寿司や軽食、20元(約400円弱)ほどのコーヒーなどが入った、「売れ残り食品の福袋」の値段は定価の3分の1ほどになります。「売れ残り食品の福袋」が購入できるミニプログラムで注文すると、夜の9時以降に受け取ることができます。
北京や上海、広州、成都、重慶、長沙といった都市の若者の間で、「売れ残り食品の福袋」が人気になっています。SNSでも、関連の書き込みが1千件以上あり、パンやミルクティー、水餃子、軽食などが入った福袋があります。登場したばかりの新しいライフスタイルとして「廃棄予定の食品の福袋」を買う理由はたくさんあります。お得で環境保護につながると考える人や新しいことを試してみたいという人のほか、本当に福袋を活用して、ピンチを乗り切ったという人もいます。
【使い方】
“剩菜盲盒”创意很棒 食品安全弦也别松
(売れ残り食品福袋 アイディアはよいが食品安全には要注意)
https://news.cctv.com/2023/06/02/ARTIQkrUxOBsDnTtUq8pFseC230602.shtml
花钱吃剩菜,“剩菜盲盒”正成为年轻人的新型就餐方式?
(お金を出して売れ残りを食べる 売れ残り食品の福袋が若者の新しい食事に)
https://www.tmtpost.com/baidu/6544210.html
“剩菜盲盒”被疯抢?避免食品浪费需要开更多“脑洞”
(売れ残り食品の福袋が爆買される?食品ロスを避けるにはさらに想像力が必要)
http://news.anhuinews.com/xwgn/202305/t20230530_6886093.html