2023年エコ文明貴陽国際フォーラムが閉幕

2023-07-10 10:35:35  CRI

 中国南西部の貴州省貴陽市で開かれた2023年エコ文明貴陽国際フォーラムは9日に閉幕しました。世界42の国と地域からの代表3200人余りが「人と自然の調和の取れた共生の現代化を図る グリーンで低炭素の発展を促す」というテーマを巡って交流と協議をおこない、「2023貴陽共通認識」に合意しました。

 エコ文明貴陽国際フォーラムは中国で唯一のエコ文明をテーマとした国家クラスの国際フォーラムで、2009年の発足以来、エコ文明と持続可能な発展に関する理念の発信・実践・模索に取り組み、エコ文明の建設を促す重要な国際交流のプラットフォームとなっています。

 今年のフォーラムでは、開・閉幕式のほか、17の分科会や、展示会・展覧会、グリーン製品商談会などがおこなわれ、踏み込んだ交流と協議を経て、四つの面からなる14項目の共通認識が合意されました。

 フォーラムは、「地球は全人類にとって唯一のふるさとであり、エコ文明は人類の文明発展にとっての流れである。生態環境の課題に直面し、人間と自然は共に栄え、共に滅びる運命共同体であることをはっきり認識しなければならない。自分の目を守るように生態環境を守り、自分の命を扱うように生態環境を大切にしなければならない。人と自然の調和の取れた共生を堅持し、グリーンで低炭素の発展を促し、子孫のために青い空、緑の大地、清い水、美しい地球を残さなければならない」と呼び掛けました。(Lin、野谷)

 

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