北京
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23/19
水利部がこのほど発表した2022年の「中国河川土砂公報」は、主要河川の代表的観測ステーションが観測した流砂量が、過去10年に減少しつづけてきたことを明らかにしました。
同公報によると、2022年に主要河川を代表する観測ステーションで観測した累計流水量は1兆3320億立方メートルで、過去の平均流水量を7%下回りました。累計流砂量は3億9000万トンで、過去の平均流砂量よりも73%減少しました。
中国がここ数年、山や水系、森林、耕作地、湖、草地、砂に対する一体化保護と体系的管理などの実施に力を入れてきたことで、2000年以前と比べれば全国の主要河川の累計流砂量は3分の1未満になりました。(朱、鈴木)