北京
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国際卓球連盟(ITTF)は4日、最新の世界ランキングを発表しました。中国東北の吉林省出身の王楚欽が男子シングルスで自身初の1位に立ち、世界の卓球界で史上初の2000年代生まれの男子シングルス世界一となりました。
王楚欽(左)が樊振東(右)を抜いて卓球男子世界ランキング1位に
2000年5月11日に吉林省吉林市に生まれた王は2022年、わずか1カ月の間に、世界卓球選手権成都大会(団体戦)、ワールドテーブルテニス(WTT)チャンピオンズマカオ2022、WTTカップファイナルズ新郷で「三冠」に輝き、世界ランキングを7位まで上げました。今年4月のWTTチャンピオンズマカオ2023では馬龍を破って優勝。世界卓球選手権ダーバン大会の準決勝でも再び馬に勝利して決勝に進出しました。こうした輝かしい成績により、王の世界ランキングはわずか半年の間に急上昇しました。
WTTは公式サイトで「新しい世界ナンバーワンが誕生!23歳の王にとって過去12カ月は信じられないほど素晴らしいものだった。彼のキャリアは新たな高みにまで上昇し、彼のやり方で世界の頂点に立った。野心的なスポーツマンである王は、卓球界で最も尊敬される王者に急成長した」と評しました。(殷、柳川)