北京
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中国海洋石油集団が3日に発表したところによりますと、中国南部最大の天然ガス貯蔵輸送基地である金湾「グリーンエネルギー港」の第2期プロジェクトである単一タンク容量が27万立方メートルに達する世界最大容量のLNG(液化天然ガス)タンク5基の主体構造が完成しました。
金湾「グリーンエネルギー港」は広東省珠海市金湾区高欄港に位置しており、第2期プロジェクトでは容量27万立方メートルのLNG貯蔵タンク5基と関連施設が建設されています。
金湾「グリーンエネルギー港」プロジェクトは現在、国内で最も地質条件が複雑で、耐震設計の難度が最も高いLNG貯蔵タンクプロジェクトの一つです。1タンク当たりのコンクリート使用量は4万5000立方メートルで、標準プール20面を充填することができます。
伝えられたところによると、第2期プロジェクトは2024年に完成・稼働の予定で、完成後は、金湾「グリーンエネルギー港」は、中国南部最大の天然ガス貯蔵輸送基地となり、年間処理能力は700万トンに引き上げられ、気体状態の天然ガスに換算して約100億立方メートルに達し、二酸化炭素3352万トンを削減できます。(任春生、坂下)