北京
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中国情報通信研究院は2日、内蒙古自治区の首府であるフフホト市で行われた中国グリーンコンピューティングパワー大会で「中国グリーンコンピューティングパワー発展研究報告(2023年)」を発表しました。報告書によりますと、中国のグリーンコンピューティングの発展ぶりは良好だということです。
報告書は、グリーンコンピューティングとはすなわちコンピューティングパワーにおけるグリーン低炭素の追求であり、コンピューティングパワーの質の高い発展のための重要な目標であり、生産、運営、管理、応用などにおけるコンピューティングパワーのグリーン化を推進することによって実現できるとの内容を盛り込みました。また、報告書は、グリーンコンピューティングパワーの高効率、低炭素、インテリジェント、集約発展の枠組みを構築し、グリーンコンピューティングパワーの成果が及ぼす重要な要素の発展傾向を分析し、中国のグリーンコンピューティングパワーの全体的な発展の見通しを検討評価しています。
中国情報通信研究院産業計画研究所の徐志発所長は、「2022年はグリーンコンピューティングパワーが幅広く採用されたことによって、全国の電力使用量が19兆5千億ワット近く減少した。これはフフホト市の電力使用量の約半年分に相当し、炭素排出量に換算しても1600万トン以上減少した」と述べました。(任春生、坂下)