第14回夏季ダボス会議が閉幕

2023-06-30 11:13:13  CRI

 天津市内で開催されていた第14回夏季ダボス会議が29日に閉幕しました。同会議では中国の経済成長や技術革新などの議論が広く注目されました。

 今回の夏季ダボス会議は27日から29日まで開催され、世界の約100の国と地域から約1500人の政治・ビジネスの関係者や学者が参加しました。出席者の多くは中国経済の発展の見通しを楽観視し、中国への投資が未来への投資だと主張し、「中国は一貫して世界経済の安定した成長を促す重要なエンジンであり、今年の中国経済の回復と好転の勢いは明らかだ。引き続き世界経済の回復と成長に強い力を提供していくだろう」と論じました。

 フィリピンのアイバン・ジョン・ウイ情報通信技術相は、「国際通貨基金(IMF)の予測によると、今年の世界経済成長の70%はアジア太平洋地域に起因するもので、中でも36%が中国によるものだ。中国は世界経済において引き続き非常に重要な役割を果たしていくと考える」と述べました。

 米コーネル大学のエスワール・プラサド教授は、「中国はすでに19兆ドル規模の経済大国であり、このような規模の経済大国であれば、たとえ年間のGDP成長率が4%から5%でも目を見張るべき成果であり、世界経済の成長に大きく貢献する」と指摘しました。(ZHL、鈴木)

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