盆栽芸術の継承と保護 無形文化遺産に新たな息吹を吹き込む=泰州盆栽

2023-06-30 16:25:43  CRI

 泰州盆栽は、中国盆栽の伝統的な五大流派の一つである「揚派」(江蘇省揚州市にちなんで名付けられた盆栽芸術の流派)に属しており、2008年には、泰州(揚派)盆栽芸術が国家級無形文化遺産第二陣の代表的なものの一つに登録されました。近年、泰州市は泰州盆栽芸術の保護と継承に力を入れ、この無形文化遺産に新たな活力を注入しています。

 より多くの盆栽技術者を誘致するため、泰州市は定期的な交流と展示の機会を設け、泰州盆栽展示館を設立し、盆栽芸術の継承者に才能を披露する場を提供しています。

  泰州市は全国規模と省内の盆栽展覧会に積極的に参加するだけでなく、「泰州盆栽逸品展覧会」を6回開催しています。 2022年江蘇省競技大会では、泰州市は盆栽を特別な文化クリエイティブ商品として宣伝し、泰州盆栽の無形文化遺産としての影響力を拡大しました。

  2016年から、泰州市は先端情報技術を通じて、泰州盆栽の技術、理論などの情報を記録・保存し、この伝統芸術を地域の特色を持つ庭園芸術文化のプロジェクトに変えました。また、盆栽芸術の市場性を促進するため、「伝統工芸遺産」や「盆栽講座」といったオンライン・オフライン活動もおこなわれています。(hj、野谷)

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