世界初の超大容量16メガワット風力発電ユニット ファンブレード取り付け開始

2023-06-27 15:23:56  CRI

 世界初の超大容量16メガワット海上風力発電ユニット設置の鍵となる、長さ123メートル超のファンブレードの海上での取り付けが27日に行われました。中国でこれまでに取り付けられた風力発電ユニットのファンブレードの中で最長のものです。

 今回設置された風力発電ユニットは、中国南東部の福建省近海に位置し、海岸線から約35キロ離れ、世界でこれまでに設置された風力発電ユニットの中で容量が最大のものです。これほど巨大な風車が海にしっかりと立っているのは、深さ約40メートルの海床に基礎が確実に固定されているためです。海上の容量16メガワットの風車は、高さが152メートルに達し、50階建てのビルに相当します。直径は252メートル、ファンブレードの受風面積は約5万平方メートルでサッカー場7面に相当します。ファンブレードの長さは123メートルで、大人300人が肩を並べた時の長さです。規定の運転状況でユニット1台1回転につき約34キロワットアワー発電でき、平均して年間6600万キロワットアワーの電力を提供でき、3人家族3万6000世帯の1年間の電力使用量を満たすことができます。(Mou、柳川) 

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