李強総理 中仏商工業界の晩餐会でスピーチ

2023-06-24 14:21:12  CRI

 李強総理は、現地時間21日夜、訪問中のフランス・パリで中仏商工業界の晩餐会に出席し、スピーチを行いました。ルメール仏経済・財務相をはじめ、両国の商工業界の代表ら100人以上が出席しました。

 李総理は、「中仏の国交樹立以来60年近く、両国関係は常に積極的な発展を維持し、顕著な協力成果を収めてきた。中国とフランスの関係は安定性、時代性、グローバル性という際立った特徴を有している。両国は分裂ではなく団結、対抗ではなく協力を主張し、多国間主義の維持に尽力し、グローバルガバナンスの整備を推進し、全人類共通の課題に共同で対応してきた」としたうえで、「私たちはこれに対してもっと大切に、丁寧に保護すべきだ」と強調しました。

 また、李総理は中仏協力の深化のために、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安全と安定を共同で維持し、中仏間のイノベーション協力を強化し、良好なビジネス環境を構築するという三つの提案を行いました。

 李総理は、両国の企業家に向けて、確固たる自信を持ってチャンスをつかんで共に努力し、経済・貿易協力の深化において企業のさらなる大きな発展を実現し、中仏、中欧の協力の着実かつ長期的な発展を推進するよう激励しました。

 ルメール経済・財務相はスピーチの中で、「仏中関係の発展は好調で、大きな成果を収めている。フランス企業は中国を重視しており、航空、食品、再生可能エネルギーなどの分野での協力を深化させ、質の高いパートナーシップを構築し、協力・ウィンウィンを実現することを期待している」と述べました。(Mou、MI)

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