広州市の「海心橋」が世界歩道橋賞の金賞を獲得

2023-06-18 14:27:05  CRI

 湖北省武漢市内で14日から17日まで開催された2023世界交通運輸大会で、広東省広州市の「海心橋」が2023世界歩道橋賞の金賞を単独受賞しました。

 「海心橋」はスパンが世界最長で、橋面が世界で最も広い曲梁斜アーチ歩道橋です。設置場所は広州市の珠江新城CBDコアエリアで、北側の二沙島芸術公園と、南側の広州タワーを結びます。主橋は全長488メートルで、高さは56メートルで、平均幅は15メートルです。設計や建造は、中国工程院(中国工学アカデミー)の何鏡堂院士が率いる華南理工大学建築設計研究院などが担当しました。

 「海心橋」は完成以来、1日の通行者数が平均1万4000人に達し、市民や観光客に愛される広州市の新たなランドマークになりました。同橋は2022年には国際構造工学会(IABSE)の「傑出歩道橋」賞とアジアの照明デザイン最高賞である「アジアの光」賞も受賞しています。(張、鈴木)

ラジオ番組
KANKAN特集