北京
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中国初の海・陸一体化生産運営船、スマート「洋上石油・ガス加工工場」とも呼ばれる「海洋石油123」は16日に、中国東部沿海地区にある江蘇省南通市で引き渡されました。
「海洋石油123」は積載量10万トン級の浮体式生産貯蔵積出設備で、引き渡されてから、メインの引き船1隻のけん引と、サブの引き船1隻の護衛により、中国南部の珠江口盆地海域にある陸豊12‐3油田に移動させて作業開始となります。年間生産量は150万トンに達すると見込まれています。
「海洋石油123」は、エッジデータセンターの「海精霊EDCM」を通じて洋上石油・ガス生産に対する24時間のモニタリングと早期警報補助や、管理・コントロールを実現します。陸上では、中国国内初の「洋上石油・ガス加工工場」陸地スマートコントロールセンターがデジタルツイン技術を全方位的に利用し、設備の遠隔マッピングや海・陸合同管理を実現し、海・陸一体化のスマート生産運営におけるデータ共有の架け橋になるとみられています。(Lin、野谷)