中国の大型変速揚水エネルギー貯蔵ユニット 応用段階へ

2023-06-13 14:56:44  CRI

 中国の国有大手電力会社である中国南方電力網によると、中国国内初の300メガワットと400メガワットの国産化変速揚水エネルギー貯蔵ユニットの製造購入契約が12日、広州で締結されました。これは中国の大型変速揚水エネルギー貯蔵ユニットの開発が正式に応用段階に入ったことを示しています。

 この貯蔵ユニットは、回転子の回転速度を変え、電力を柔軟に調節し、風力発電や太陽光発電による電力など波動性のある新エネルギーをより安定的に電力網に接続することができるものです。中国で風力発電と太陽光発電の出力が発電量全体に占める割合が絶えず向上するにつれて、変速揚水エネルギー貯蔵ユニットの開発も加速されています。

建設中の広東省肇慶市の浪江揚水貯蔵発電所

 300メガワット級変速揚水貯蔵ユニットの国産化で頼りにされる広東省肇慶市の浪江揚水貯蔵発電所や、中国初の超大容量変速揚水貯蔵工事である広東省恵州市の中洞揚水貯蔵発電所が2022年末に相次いで着工し、今回購入した2台のユニットはそれぞれこの2カ所の揚水貯蔵発電所に設置され、2025年12月末までに引き渡しが完了する予定です。

 現在、これら2カ所の揚水貯蔵発電所は本体工事が順調に進められ、変速ユニットの等価回転子モデルの製造と第1ラウンドの試験作業がすでに完了しているということです。(Mou、野谷)

 



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