在英中国大使館報道官 スナク英首相の中国関連発言を強く非難

2023-06-10 13:44:51  CRI

 在英中国大使館の報道官は現地時間9日、スナク英首相の中国に関する誤った発言について記者の質問に答えました。

 英国のスナク首相は6月8日、訪問中の米国で、中国やロシアなどの国が知的財産権を盗み、技術を乱用し、重要な資源をコントロールしているとの発言をしたと報道されていました。これについて、在英中国大使館の報道官は、「英国によるそのような中国関連の発言は全く根拠のない出まかせで、悪意のある中傷だ」と強く非難しました。

 報道官は、「中国は世界の知的財産権の創造大国であり、知的財産権の保護にも力を入れている。『世界知的財産権指標』報告書によると、2021年、中国の有効特許件数は世界1位となった。イノベーションと知的財産権は決して英米の専売特許ではなく、知的財産権の応用や経済・社会の成長の推進も一部の国だけの独占的な権利ではない。イノベーションと知的財産権は全人類の進歩と福祉に奉仕すべきものであり、一部の国が他国の発展を抑制する道具に成り下がってはならない」と強調しました。

 また、「中国のいわゆる『技術の乱用』に対する非難は、そもそもそれを向ける相手を間違えている。国家安全保障の概念を一般化し、科学技術問題を政治化、武器化し、他国の科学技術の発展を不当に抑制しているのはまさに米英なのだ」と一蹴しました。(ミン・イヒョウ、MI)

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