外交部 ブリンケン長官発言「他国に米中どちらに付くかを求めない」の実行を希望

2023-06-09 20:30:53  CRI

 報道によれば、米国のブリンケン国務長官は8日、サウジアラビアのファイサル外相との共同記者会見で、「米国はいかなる国に対しても、米国か中国かどちらかに付くことを求めない」と述べたとのことです。

 外交部の汪文斌報道官は9日の定例記者会見で同件について、世界各地に駐在する米国の外交機関にはブリンケン国務長官の「いかなる国に対しても、米国か中国かどちらかに付くことを求めない」という承諾を着実に実行することを願うと述べました。

 汪報道官は、「米国が真に開放された包容力ある姿勢で各国の対中関係の発展に対応し、華為(ファーウェイ)など中国企業をあらゆる場面で抑圧することをやめ、同盟国を脅迫して対中チップ輸出を制限することをやめ、利益を餌に他国に対中協力の推進を放棄するよう迫ることをやめ、『中国の債務の罠』などの虚偽情報を流すことをやめるよう希望する」と述べました。

 汪報道官はまた、「米国のワシントン初代大統領は『友人を評価する真の基準は言葉ではなく、行動だ』と述べた。われわれは米国側の言ったことよりも、やることに関心を持っている」と述べました。(張、鈴木)

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