外交部 米英豪は核不拡散よりも地政学的私利を優先

2023-06-09 18:08:34  CRI

 外交部の汪文斌報道官は9日の定例記者会見で、国際原子力機関(IAEA)は米国、英国、オーストラリアによる原子力潜水艦に関する協力をめぐって8回にわたって審議し、同協力は複雑な政治、安全、法律、技術の問題に関係しており、国際社会に懸念があり、大きな論争が存在すると表明したと説明しました。

 汪報道官は、「米国や英国などの国はイランの核問題において、些細なことまであげつらい、イランが高濃縮ウランを入手することを厳禁している一方で、原子力潜水艦の協力を通じて、オーストラリア側に濃縮度90%以上のウランを提供する考えだ。このことは、3カ国の核不拡散における偽善の本性を暴露している」と非難しました。

 さらに、「米英豪三カ国には、核不拡散の国際的義務をしっかりと果たし、ダブルスタンダードのやり方や政治的操作をやめるよう促す」と呼びかけました。(Lin、鈴木)

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