日本政府による原発の汚染水放出に反対する日本国民がデモを実施

2023-06-09 15:24:52  CRI

 東京電力が福島第一原子力発電所の汚染水放出トンネルに海水を注入した後、福島第一原子力発電所が面する湾内で放射性元素を過剰に含む魚が発見されました。7日夜、市民は東京電力本社前で、日本政府が汚染水を海に流すことに反対し、極めて無責任な行為だと主張しました。

 ある女性デモ参加者は、「彼らは汚染水と言わないです。なんと言うと思いますか。処理水って言ってるけど、アルプスで処理したから大丈夫だ、とんでもないです。放射能汚染水なのですね。これを漁師さんたちが受け入れられると思いますか。特に私が漁師さんたちから直接伺ったことがあるのですけど、自分たちはもういいと。だけど息子たちがやっとこの漁師をやっていこうと希望が出始めた時に、汚染水を海に流して、若者たちは絶対に救われないですね」と話しました。

 ある男性のデモ参加者は、「本当に漁業関係者が反対しているのは魚に実害が及び、周りの私たち人間に実害が及ぶから、反対しているのですね。やはりそれを無視して、政府がやろうとしていますよ。でも業者は最後まで反対します」と訴えました。

  ある男性は、「今東電の中ではこの汚染水を流すことは危険なことは分かっているのです。だから福島第一原子力発電所の中で、今研究棟というところで、湾内で釣った魚を調べる施設があるんですよ。ということははっきり言って、安全かどうか分かっていない状態だから、そういうことをやるのであって、自分たちでも安全であると分からないことは絶対やってはいけない」と述べました。(hj、野谷)

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