外交部 フェンタニル問題に関する駐中国米大使の非難に反発

2023-06-08 19:32:27  CRI

 外交部の汪文斌報道官は8日の定例記者会見で、米国のバーンズ駐中国大使がフェンタニル問題に関して中国を非難したことについて、「米国がすべきことは他国を中傷し、責任を転嫁することではなく、自らのやり方を反省することだ」と指摘しました。

 米国のバーンズ駐中国大使は7日、中国はフェンタニルの闇販売を禁止できておらず、フェンタニルの販売取り締まりに関して何らの進展も見られないと述べました。

 汪報道官はこれについて、「中国政府は一貫して麻薬犯罪を厳しく取り締まっている。中国は世界で最も早くフェンタニル物質を管理対象リストに組み入れており、毒性化学品に対する管理が世界で最も厳しい国である」と強調しました。

 汪報道官はまた、「米国内のフェンタニル危機の根本原因は米国自身にあり、国内の需要と供給を減らすことが根本的な対策だ」と指摘しました。(ZHL、坂下)

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