1～5月の中国の輸出入総額　同期比4.7%増の16兆7700億元

　税関総署は7日、1～5月の中国の貿易輸出入額が前年同期比4.7%増となり、安定した成長を達成したと発表しました。

　今年の1～5月の中国の対外貿易の輸出入総額は前年同期比4.7%増となる16兆7700億元（約328兆円）でした。その内、輸出は同8.1%増の9兆6200億元（約188兆円）、輸入は同0.5%増の7兆1500億元（約140兆円）でした。

　税関の統計によると、今年1～5月は引き続きASEANが中国の最大の貿易パートナーであり、輸出入額は前年同期比9.9%増の2兆5900億元（約50兆6000億円）で、中国の対外貿易総額の15.4%を占めています。欧州連合（EU）向けの輸出入額は同3.6%増の2兆2800億元（約44兆6000億円））でした。また、「一帯一路」沿線諸国への輸出入額は同13.2%増の5兆7800億元（約113兆円）で、中でもカザフスタンなど中央アジア5カ国向けの輸出入額が44%増となりました。RCEPのその他の加盟国に対する輸出入額は同4.5%増の5兆1100億元（約99兆9000億円）となりました。（ZHL、坂下）