外交部 米国の軍事挑発に対する中国側の対応は合理的で合法的

2023-06-07 18:59:53  CRI

 外交部の汪文斌報道官は7日の定例記者会見で、「米国の軍事挑発に対して中国が関連法律に基づき海と空で対応することは合理的で合法的だ」と述べました。

 報道によると、米国家安全保障会議のキャンベル・インド太平洋調整官は6日、中国の駆逐艦が台湾海峡で危険な航行をしたことは、不測の事態により恐ろしい結果を招くことを防ぐための措置が必要であることを示していると述べました。また、米民主党のベンジャミン・カーディン上院議員は、中国の米軍艦に対するやり方は「国際法に違反している」として、中国の「いじめ」に断固反対し、中国に「恫喝」の目的を達成させてはならないとの考えを示しました。

 汪報道官は、いじめ、恫喝といえば、米国はどの国よりも熟練していると指摘した上で、「報道によれば、2022年だけで米国の大型偵察機の対中接近偵察は800回余りに達した。米軍は2022年に空母打撃群を南海および周辺海域に何度も派遣した。軍事的優位を頼みに大威張りし、他国の主権を侵す行為こそがいじめ、恫喝であり、海と空に安全リスクをもたらし、地域の平和と安定を破壊する根源でもある。米国の軍事挑発に対して、中国が関連法律に基づき海と空で対応することは、合理的かつ合法的であり、いわゆる『いじめ』とは全く関係がない。国の主権と領土保全の面で、中国に妥協する余地はない。このことに『いじめ』や『恫喝』などは存在せず、中国が固く守る原則とレッドラインしかない」と表明しました。(ヒガシ、鈴木)

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