24歳の大学院生が誕生日に造血幹細胞を提供 SNSで話題

2023-06-05 11:34:14  CRI

 

 自身の誕生日に造血幹細胞を提供した24歳の大学院生がSNSでこのほど話題となりました。人命救助の主人公は湖北工業大学の大学院2年生の男性、劉輝さんです。劉さんは「最高の誕生日プレゼントだ」と話しました。

 劉さんが24歳の誕生日を迎えた5月29日、290ミリリットルの造血幹細胞懸濁液が採取され、中国東部地域の血液疾患患者の手術に使われ、命の希望に火をつけました。

 2017年に劉さんは献血の際に造血幹細胞提供の知識に触れ、この6年間、劉さんは3200ミリリットルを献血しました。昨年11月に「100万分の1の縁」が訪れ、劉さんは自分が28歳の患者と型が一致したことを知り、ためらうことなく提供に同意しました。

 劉さんは「24年前の今日は、母が私に命を与えてくれた。24年後の今日、私は幸運にも人の命を救うことができた」と語りました。これに対し、多くのネットユーザーは「最も有意義な誕生日」などの称賛コメントを寄せました。(雲、野谷)

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