安定と発展の維持は地域国家共通の願い=外交部

2023-06-05 21:22:23  CRI

 外交部の汪文斌報道官は5日の定例記者会見で関連質問に答えて、「戦略的自主を堅持し、この地域の安定と発展を維持することは地域国家の共通の願いである」と述べました。

 報道によれば、先日開催された第20回アジア安全保障会議(シャングリラ対話)の期間中、インドネシア、シンガポールなど多くの国の高官が、「『新冷戦』を見たくはない。中米どちらかの選択を余儀なくされることを望まない」と表明したということです。

 汪報道官は関連する質問に対して、「一部の国は、口では自由と開放を唱え、地域の平和と繁栄を守ると称しながら、実際にはさまざまな軍事集団を絶えず寄せ集めて北大西洋条約機構(NATO)をアジア太平洋に進出させようとしている。これに対して、大部分の地域国家の態度は非常に明確だ。すなわち、地域でさまざまな軍事集団を寄せ集めることに反対し、NATOがアジアに触手を広げることを歓迎せず、陣営の対抗をアジアで再現することは受け入れられず、いかなる冷戦も熱戦も、アジアで繰り返すことを許さないということだ」と述べました。

 汪報道官はまた、「アジアは協力とウィンウィンの『大きな舞台』になるべきであり、閉鎖的で排他的な『小さなグループ』に一つひとつ分割されるべきではない」と強調しました。(李陽、鈴木)

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