中国はリスクではなく、チャンスだ=外交部

2023-06-01 17:55:08  CRI

 ブリンケン米国務長官が5月31日に記者団に対し、米国と欧州連合(EU)は対中対決や冷戦、デカップリングを求めず、リスク低減を図る「デリスク」に焦点を当てていると述べたと報じられています。外交部の毛寧報道官はこれについて、1日の定例記者会見で、「デリスクを議論する前に、リスクとは何かをはっきりさせる必要がある」と指摘しました。

 毛報道官は、「中国はハイレベルの対外開放を断固として推し進め、各国企業に市場志向で、法律に則った、国際的なビジネス環境を提供している。中国は相互尊重と互恵・ウィンウィンを堅持し、各国と貿易やテクノロジーなどの面における投資・協力を展開している。中国は国際的な公平性と正義を断固として擁護し、話し合いと協議を通じた意見の食い違いの解決を推進している。このような中国は、リスクではなく、チャンスだ。世界が直面する真のリスクは、陣営の対立や『新冷戦』を煽ることであり、他国の内政に恣意的に干渉して地域の混乱を引き起こすことであり、貿易やテクノロジー分野の問題を政治化して世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定を破壊することであり、経済や金融のリスクを外部に転嫁して、世界の富を周期的に刈り取ることだ。国際社会はこうしたリスクを警戒し、共同で対応すべきだ」と強調しました。(ZHL、坂下)

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